

フィクションをテーマにしたコレクションEXAMPLE “WORK OF FICTION”を発売!
EXAMPLEが独自で創り出した“フィクションストーリー”をテーマにしたコレクション EXAMPLE “WORK OF FICTION”。
往年のポップカルチャーである「音楽」や「映画」に加え、「アート」や「童話」 などからインスピレーションを得た架空のフィクションストーリーを制作。
EXAMPLEの解釈でデザインされた作品のキーヴィジュアルや、 登場するキャラクター、ストーリー内容などをグラフィックに落とし込んだアイテム!
Tシャツに摩耗したような風合いや古びたプリントやウォッシュ加工を施し、ヴィンテージをモダナイズしたデザインに。
本コレクションのアイテムには全てEXAMPLE “WORK OF FICTION”のスペシャルなピスネームが配置。
ロンドンの街がもっとも華やぐハロウィンの夜。
今年は例年になく、街中の至るところにジャック・オー・ランタンが並んでいた。
観光客でごった返す広場から、人気のない裏路地にまで、不気味なカボチャの灯りが揺れていた。
16歳のルーナは、友人とパレードに出かける途中、仮装した子供から黒いカードを受け取る。
そこにはこう記されていた。
Trick or Treat?
3度唱えた者は選ばれる。
半信半疑で儀式を試したルーナたちは、次の瞬間、闇に飲み込まれた。
気がつくと、窓もない古びた倉庫の中。
そこには十数人の若者が集められており、全員が運営側に用意されたハロウィンの仮装を強制的に着せられていた。
魔女、ゾンビ、ピエロ、ヴァンパイア──顔の半分が隠され、誰が誰なのか分からない。
壁に浮かび上がる巨大なジャック・オー・ランタン。
そして、どこからともなく響く不気味な声。
「ようこそ、Happy Halloweenへ。
君たちは“選ばれた子供たち”。
今から命を懸けたゲームを始めてもらう。」
⸻
第一のゲーム:Trick or Treat Game
「全員に“お菓子”を1つずつ与えた。
だが安心するな。最初のそれはただの開始アイテムに過ぎない。
クリアの条件は──“他の参加者から本物のお菓子を1つ以上受け取り、5分以内に保持すること”。
偽物を持っていた者は、その時点で脱落する。」
会場がざわめき、参加者たちは手元のお菓子を見つめる。
だが、それが本物か偽物かは見た目では分からない。
本物は市販のキャンディ。偽物は砂やガラス片で作られた毒入りの菓子。
「交換しよう」と持ちかける者。
「これは本物だ」と騙して偽物を押し付ける者。
奪い合いに走る者。
──仲間を信じるか、裏切るか。
残酷なカウントダウンが始まる。
Trick or Treat? … Trick or Treat? … Trick or Treat?
声が響く中、疑心暗鬼は極限に達する。
そして制限時間が終わった瞬間。
偽物を握っていた者の身体が次々に崩れ落ち、床には血と砕けたガラス入りのキャンディが散らばる。
ルーナは震えながら理解する。
これは遊びではない。
負けることは、すなわち死を意味する。
街に溢れる無数のジャック・オー・ランタンが、不気味に彼女たちを見下ろしていた。




PRICE:¥18,150-(税込)
COLOR:GRAPHITE
SIZE:M / L / XL / XXL